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睡眠コンシェルジュ

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ライズTOKYO株式会社
睡眠コンシェルジュ 青野 麻紀子

第13回“いい夫婦”の睡眠スタイル

11月22日は、「いい夫婦の日」です。普段なかなか口に出せない感謝の気持ち、互いに伝え合ってほっこりした時間を過ごせるといいですね!今回は、夫婦の睡眠スタイルについて考えてみたいと思います。

大切なのは「愛情と思いやり」

自分以外の誰かと眠ると、いろいろ発見がありますよね。イビキや寝言がすごい人、激しい寝返りでスペースを占領してくる人、布団を独り占めしようとする人、静かで動かず息をしているか心配になる人、暑がりで寝室を冷凍庫のように冷やしたがる人・・・つまり、人の数だけ睡眠スタイルがあるということ。だから、奥様や旦那様の睡眠に対する想いやこだわり、癖などを理解し合った上で「愛情と思いやりをもって一緒に眠る!」、夫婦であっても、そんな気持ちが大切と言えます。例えば、相手のイビキでよく眠れないと、翌朝気持ちよく起きることができませんし、そんな些細なことが積もり積もって取り返しのつかないトラブルの原因になることもあります。毎日無意識にする行為=睡眠。そこには健康で幸せになれるヒントと、恐ろしいトラブルを引き起こすヒントの両方が隠されているのです。ではどうすれば、夫婦円満で質の高い睡眠をとることができるのでしょうか。3つのポイントをお伝えします。

心地よい寝姿勢を実現する

人はお気に入りの姿勢でぐっすり眠ろうとする習性があり、大きく6つのタイプに分けられると言います。実際には1つか2つに落ち着くそうですが、みなさんはどのタイプですか?ちなみに私は戦士か胎児、たまにヒトデの姿勢で眠っていることがあります。理想の寝姿勢は、何と言っても立ち姿勢をそのまま横にした仰向けです。理由は、脳への血流やリンパの流れの促進、昼間の生活で歪んだ背骨の調整、無理のないゆったりとした呼吸ができること、各種臓器を圧迫しづらいことなどが上げられます。戦士(仰向け)以外の寝姿勢が多い方は、少し意識してみるといいと思います。一番オススメできないのは、落下(うつ伏せ)!仰向けの良いところが全てマイナスに働いてしまう寝姿勢ですので、気をつけてください!ポイントは、自分が心地よいと感じる寝姿勢を無理なく実現できるかどうか。そして、できれば仰向けの時間が長いとベストです。ベッドのスペースや相手との距離、枕や布団、マットレスとの相性など、さまざまな要素が絡んできます。みなさん、いかがでしょうか。

ダブルベッドはNG

2つ目はベッドです。日本の夫婦の寝室と言えば、あたり前にダブルベッドですね。ダブルサイズは幅が約140cm、1人の睡眠スペースは幅約70cmとなります。しかし、大人1人が心地よい寝姿勢を実現できて自然な寝返りを打つのに十分なスペースは、約100〜110cmと言われており、ベッドにするとシングル〜セミダブルサイズが必要となります。一方、海外では1人につき幅約180〜200cmのキングサイズが一般的。日本の住宅事情はあるにしても、睡眠時間以外にも日本人がいかに良い睡眠をとりづらい環境にあるかがみえてきます。寝返りは、睡眠の質を高めるために最も重要な要素。できるだけシングルやセミダブルサイズで、1人ずつ心地よい寝姿勢と、自然な寝返りを打つことのできる十分なスペースを確保できる睡眠環境をオススメします。

夫婦の寝室は別室で

3つ目は寝室です。一見ネガティブに聞こえてしまうかもしれませんが、、、睡眠の質だけを考えたら、夫婦の寝室は分けるほうがベターです。男性と女性とでは、心地よいと感じる体感温度が違います。また、相手のイビキや寝言、中途覚醒などに影響されることなく熟睡できる要素が完結するのです。ただし部屋数の問題や、夜中に体調の異変などがあった場合には気づきにくいというデメリットもあります。人の温もりがあったほうが安心して眠れるという方もいますし、何を優先するのかはご夫婦でよく会話してみてくださいね。こんなことに困っていたのかと意外な気づきがあったり、夫婦の絆が深まるヒントがあるかもしれませんよ。

ペットとの添い寝は控える

余談ですが、ペットと一緒に寝ている方も多いと思います。実は、私がそう!トイプードルの女の子と寝ています。綿毛布や、最近寒くなって出した羽毛布団の感触が好きらしく、ピタッと体を寄せてきて丸まって寝息もたてています、可愛いですよね〜!ですが、気をつけないといけません。起こさないように、そして潰してはいけないと、自然な寝返りが打ちづらくなってはいませんか?自由に寝返りを打てない環境では、睡眠の質も下がってしまいます。逆に熟睡してしまい、知らないうちにペットを窒息死させてしまったという悲しい事件も過去にあったそうです。どうしても一緒に眠りたいという方は、ベッドの上にペットベッドを置いて寝かせて上げてください。もう少し頑張れる方は、同じ寝室で床にペットベッドを置いてあげてください。私はまず、ベッドの上にペットベッドのパターンで頑張ってみます(汗)

いい夫婦の睡眠スタイル! 
健康睡眠のための処方箋


①心地よい寝姿勢を実現する     →姿勢のクセを見つけ
それを実現できる環境を維持しよう

②ダブルベッドはNG      →十分な寝返りスペース確保ができない
シングルかセミダブル以上で1人ずつ眠ろう

③寝室は別室がベター →睡眠の質だけを考えたら別室がベター
  デメリットもある、何が優先か話し合って

④ペットとの添い寝は控える →自然な寝返りが妨げられ、睡眠の質が下がる
寝室内かベッド上にベッドペットで寝かせよう

※参考文献
 ショーン・スティーブンソン著「SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術」